
この記事では、私がFXをはじめたきっかけと失敗談、そして脱サラして専業トレーダーになるまでの体験を赤裸々に語っていきます。
「就職したくない…。投資なら、もしかしたら働かずに稼ぎ続けることができるかも。」
私がそう思ったのは大学3年生の時でした。
まだやりたい仕事も決まってなかったし、正直、朝早くから夜遅くまで仕事だけを続ける日々を送りたくなかったんです。
人生、まだ遊んでいたい。フリーターやブラック企業は嫌だ。
そこで頭に浮かんだのがFXのデイトレーダーでした。
っていうイメージがあったんですよね。
少なくとも大学を卒業するまでに、FXで稼いでいけるかを判断したかったので、すぐに口座を開設してトレードを始めました。
もちろん最初は全然勝てませんでしたが、大学卒業後もサラリーマンをやりながら副業でFXを続けた結果
今では実際に、月100万円以上の収入を投資で稼いでいます。
(もちろんいつも同じではありませんが)
この画像は2015年の実際の期間損益報告書ですが、約2100万円のトレード利益がありました。
そして私は現在、勤めていた会社を退職し、脱サラして専業トレーダーとしてFXの収入のみで生活しています。
そんな私も、昔はFXで失敗続きでした。
まずはそんな私がFXをはじめたころのエピソードから見ていきましょう。
目次
学生時代に資金10万円でFXを開始するも失敗
最初はFXをはじめた大学3年生のころの話からです。
当時大学生で資金はあまり多くなかったので、まずは10万円からFXをスタートしました。
また、10万円ほどの少ない資金で始められることが株ではなくFXを選んだ理由です。
FXでは10万円あれば、1日5000〜10,000円ほどの利益幅を狙えます。
今はレバレッジ最大25倍ですが、当時は、レバレッジ200倍なんてのが普通でした。
なので、10万円スタートで1日で10万円稼ぐことも全然可能でした。
レバレッジ25倍は危険?FX初心者におすすめの設定倍率は何倍?
そして大学4年生までに最初の資金10万円を10倍の100万円にしました。
「これはいける!いけるぞ・・・!」
と当時の僕は成功を確信していたのですが、そう思った3日後、この100万円をほぼ全て溶かしてしまいました。
当時の200倍というレバレッジは、増えるスピードは早いですが当然減るスピードも早いです。
私の場合は、レバレッジが高いことは残念ながらプラスには働かずに、減るスピードを早めただけでした。
10倍にできたのは始めたばかりで、ただ運が良かっただけだったんです。
ビギナーズラックっていうやつですね。
その頃はもうすでに大学4年生で就職活動を始めないと手遅れになってしまう時期でした。
しかし、大金を溶かしてしまったものの、この時は正直FXにものすごく可能性を感じていました。
ただ、今すぐに稼ぎ続けるのは明らかに実力が足りないことも痛感しました。
なので、とりあえず就職をして、働きながら兼業トレーダーとして実力をつけて、
「いつかFXで自由な生活を手に入れてやる!」と思ったのです。
サラリーマンになり副業でFXを続ける
就職活動は何社かエントリーをして、無事に就職先が決まりました。
そして大学卒業後は兼業トレーダーとしての生活が始まったのです。
朝から夜までは会社で仕事、そして仕事が終わり家に帰ってきてからはチャートを開いてトレードを行い、FXの勉強をする日々でした。
平日は半分以上が仕事に時間を取られるので、土日はチャートが動いていませんがテクニカル分析の勉強や相場の分析などをずっとやっていました。
FXの良さは、勉強すればするだけ自分の稼ぎとしてプラスになるところです。
サラリーマンだとどれだけ勉強して、成果を出しても給料はほとんど増えることがないですよね。
いつもの倍の仕事をこなしたからといって、給料は倍どころか消費税程度も増えません。
しかしFXは自分が実力をつければ、それがそのままトレード結果として反映されます。
だから勉強することも全然苦じゃなかったですし、むしろ楽しかったです。
私は別に頭が良いわけではありません。
大学は平均的な偏差値のところですし、学校の勉強はとにかく嫌いで、参考書読んでも数ページで投げ出して漫画にチェンジしていました。
それでも自分のお金がかかってるからFXの勉強は必死でした。
おそらく熱心に競馬やパチンコ情報誌を読む人と似たような感じなんでしょうかw
この副業トレーダー時代の経験を基に、「サラリーマンが副業FXで稼ぐコツ」の記事も書いています。
副業トレーダーの方はぜひこちらも参考にしてみてください。
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会社を辞めて専業トレーダーとして独立
サラリーマン兼業トレーダーとしての毎日を過ごして、FXの成績はもちろん順調だったわけではありません。
増えては溶かし、を繰り返していましたが、それでも確実に知識は増えているという実感はありました。
そりゃあ勉強すればするだけ知識となって自分にプラスされていくわけですからね。
こうしてFXを始めて3年が過ぎた頃、FXの収入が仕事の収入の3倍になりました。
月100万円の大台もその頃に超えるようになりました。
そしてちょうどそれくらいの時期に仕事の方ですごくストレスを受けることが多くなってきました。
毎朝満員電車に揺られ、夜遅くまで残業は当たり前、人間関係のゴタゴタで受けるストレス、上がらない給料。
「あれっ?俺って仕事をするために生きてるの?」
「これ以上、誰かに管理されて仕事をしていくのは嫌だ!これからは自分で稼いでいく!」
と思い、ついに勤めていた会社を退職。晴れて専業トレーダーとなりました。
脱サラした時のFX独立資金は?
自分が脱サラをして専業トレーダーになった時の貯金額は800万円ほどでした。
仕事は半分勢いで辞めてしまったところもあったので、FX専業として考えるとあまり大きくない金額だと思います。
もっと小さな資金で独立する人もいますが、もし今、他の人に「独立するために最低いくら必要か?」と聞かれたら、最低でも1000万円は必要と答えるでしょう。
以下の記事では、そのあたりのことも含めた「専業トレーダーの生活の実態」について語っています。
ぜひこちらもチェックしてみてください。
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FXで脱サラして失敗しないためには
兼業トレーダーを経て脱サラし専業になった私が考える、「脱サラして失敗しないために大切なポイント」は
兼業で年間を通して安定して利益が出せていること。
大切なポイントというか、これは絶対条件です。
FXで一時的に勝つことはぶっちゃけ簡単です。
結局のところ上がるか下がるかの二択なんですから。
しかし、重要なのは安定してずっと勝ち続けることです。
専業投資家として独立したけど資金を溶かして、結局サラリーマンに出戻りしたという人も多く知っています。
そのため「兼業でちょっと勝てているから専業になったらもっと勝てる」
などと考えず、年間でちゃんと利益が出ていることを確認してから独立しても全然遅くありません。
むしろ、独立せずに兼業で億トレーダーを目指すくらいの方がいろんな意味でリスク管理ができていると思います。
私がFXをオススメする理由
私は専業トレーダーになりましたが、正直全てが順調というわけではありません。
トレードは常に予想通りになるわけではありませんし、損が出るとストレスを感じます。
しかし学生の時に思い描いていた、自由な生活、他の人よりも多い収入、そして結果的にFXがやっていて楽しい仕事になりました。

と言う人もいます。
この意見は、やらない人の言い訳です。
だって未成年のうちから投資を勉強してる人なんてほとんどいませんよね?
ほぼみんな大人になってから始めています。
医者やプロ野球選手なんて大人になってから目指そうと思っても手遅れなんですよ。
それに比べ、FXはスタートラインが大人になってからなので差はほとんどついてないんです。
これで差がつくのはもう必死にやるかやらないかでしょ。
なので、今からでもぜんぜん遅くないですよ。
こんな仕事あまり他にないと思います。
もし、悩んでいるなら、まずは始めてみることをオススメします。
やって後悔することなんてありません。
10万円くらいの少額で始めればリスクも少ないです。
いきなり脱サラしてFXで稼ごうと思うと失敗する可能性が高いので、他と兼業しながら少しづつ投資に慣れていってください。
そして、もしFXを始めようと思うなら、以下の記事で「FXの始め方」を
超初心者でもわかるよう丁寧に解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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