国内FX業者の中でも1,2を争う人気を誇る「DMMFX」と「GMOクリック証券」の2社。
この記事では、どちらの口座も使用して年間2000万円以上の利益を出したプロトレーダーが
「DMMFX」と「GMOクリック証券」を徹底比較し、どちらがどう優れているのかをFX初心者にもわかりやすく説明します。
この2つのどちらでFX口座を開設しようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
まず結論から言うと、FX初心者ならどちらを選んでも正解です。
しかし、それぞれの会社で特徴や強みが異なっているため、自分に合っている方で口座開設するようにしましょう。
DMM FXとGMOクリック証券は、それぞれこのような人におすすめです。
目次
FXだけをメインに取引するならDMM FXがおすすめ
他の投資はまだ考えておらず、FXだけをメインで積極的に取引をしていきたいという人には「DMM FX」がおすすめです。
頻繁にトレードをしていく場合、スプレッドの狭さとスプレッドが広がらない安定感が最も重要になってきます。
スプレッドの狭さはどちらも大差が無いのですが、スプレッドが拡大しない安定感は「GMOクリック証券」よりも「DMM FX」の方が上です。
また、「DMM FX」は取引毎にポイントがキャッシュバックされるので、取引回数が多い人ほど「DMM FX」の方がお得にトレードができます。
これらの点から、他の投資などはまだ考えておらず、FXのみを積極的に取引する人には「DMM FX」をおすすめします。
ちなみに当サイトからDMMFXの口座開設申込をされた場合、条件達成で通常のキャッシュバック200,000円に加えて+4000円多く追加でキャッシュバックされますので、皆様の取引にお役立ていただけると幸いです。(条件の詳細はLPをご確認ください。)
※「お取引まで最短1時間」はDMM FXの申込で『スマホでスピード本人確認』を利用した場合(休業日を除く)
FX以外の投資にも興味があるならGMOクリック証券がおすすめ
「GMOクリック証券」は、一つの口座でFX、株取引、先物オプション、CFD、バイナリーオプションなど様々な取引をすることができます。
そのため、FXに加えて、他の投資にも興味がある方には「GMOクリック証券」がおすすめですね。
(ちなみにDMM FXでは、FXとCFDしか取引できません)
また、最初は他の投資を考えていなくても、FXで利益が出て資金が増えてくると、株や日経先物、原油など他の投資先が気になってくるものです。
そんなときにGMOクリック証券を選んでおけば、為替以外のチャートも同時にチェックしつつ、いろんな商品で美味しいタイミングを見つけたらすぐに取引することができます。
また、取引ツールの使いやすさと機能性はPC・スマホアプリ共に業界トップクラスです。
この選択肢の多さと総合力の高さが「GMOクリック証券」の魅力ですね。
DMMとGMOクリック証券のスプレッド比較 業界最狭水準だが拡大時に差が出る
続いてはスペック面でDMM FXとGMOクリック証券を比較していきたいと思います。
まずは取引コストであるスプレッドから。
DMM FXとGMOクリック証券共にスプレッドは全通貨ペアで原則固定の業界最狭水準となっています。
USDJPY | EURJPY | EURUSD | GBPJPY | AUDJPY | NZDJPY | ZARJPY | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
DMM FX | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.4pips | 1.0銭 | 0.7銭 | 1.2銭 | 1.0銭 |
GMOクリック証券 | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.4pips | 1.0銭 | 0.7銭 | 1.2銭 | 0.9銭 |
この2社は業界のスプレッド縮小を牽引してきており、どちらかか縮小すればもう片方も狭くするという競争が繰り広げられています。
通常時のスプレッドは両者ともに文句のつけようがありません。
スプレッドの広がる早朝で比較
どちらもスプレッドは原則固定ですが、市場の急変時や流動性の低い早朝、重要な経済指標発表の前後は、どのFX会社でも拡大する傾向にあります。
私は、スキャルピングやデイトレードの短期取引をする場合、スプレッドが拡大している状況での取引を控えます。
また、すでにポジションを保有している場合は、早く通常スプレッドに戻ってくれないかと決済のタイミングに悩むことになってしまいます。
つまり、スプレッドが広がるとトレードの機会損失とコスト増の二重苦になってしまうのです。
↑上の画像は、特にスプレッドが不安定になる早朝の時間帯で、DMMFXとGMOクリック証券のスプレッドの拡大を比較したものです。(最大時の比較)
左がDMM FXで最大1.9pips、右がGMOクリック証券で最大4.4pipsまで拡大しました。
スプレッドの安定さで言えばDMM FXに軍配が上がります。
しかもこれは、その他大勢のFX会社と比較してもトップクラスの安定度です。
ただ、これはGMOクリック証券が特別劣っているわけではありません。
GMOクリック証券もそれ以外の他社と比較した場合、とても優秀な配信スプレッドを維持しています。
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スワップポイント比較はGMOクリック証券が非常に高水準
以下は、「DMM FX」と「GMOクリック証券」のスワップポイント(金利差)を比較した表です。
スワップポイントに関してはGMOクリック証券が業界全体で見てもかなり高い水準です。
また、高金利通貨で人気の出ているトルコリラ円が取引できることも評価が高いですね。
DMM FXのスワップポイントは全体的に標準的ですが、特徴は買いスワップと売りスワップが同額ということです。
GMOクリック証券を含め、ほとんどのFX会社では買いスワップより売りスワップの方が高く設定されています。
そのため、スワップ狙いでトレードをする場合は、以下のように両口座を使い分けるのが最もおすすめです。
ただし、短期トレードを中心にする場合は、スワップポイントはスズメの涙程度にしかならないのであまり気にする必要はありません。
DMMとGMOクリック証券の取引ツール(スマホアプリ・チャートソフト)比較
続いてはスマホアプリやチャートソフトといった、取引ツールを比較していきたいと思います。
スマホアプリ比較
スマホアプリはどちらも非常に使いやすく、動作も軽快です。
両社ともに、スマホだけで取引から入出金までFXに必要な機能はほぼ全て備わっています。
比較した場合、機能性の面ではGMOクリック証券に軍配が上がります。
DMM FX
GMOクリック証券
チャートソフト比較
続いて、チャートソフトの比較です。
DMM FXは「プレミアチャート」
GMOクリック証券は「プラチナチャートプラス」
という専用の高機能チャートが利用できます。
比較した場合、操作性や動作の軽快さは「DMM FX」の方が上でしょう。
利用可能なテクニカル数では「GMOクリック証券」に軍配が上がります。
どちらのチャートも実用性は十分なので、チャート性能では両者を選ぶ決定打にはならないと思います。
DMM FX プレミアチャート
GMOクリック証券 プラチナチャートプラス
口座数と取引高でわかるDMMとGMOクリック証券の人気度比較
続いては「口座数」と「取引高」でDMMFXとGMOクリック証券を比較していきます。
年間取引高 | 総口座数 | 預かり証拠金残高 | |
---|---|---|---|
DMM.com証券 | 890兆円 (世界2位) | 654,878 | 1,230億円 (国内2位) |
GMOクリック証券 | 1,282兆円 (世界1位) | 529,044 | 1,495億円 (国内1位) |
参考:矢野経済研究所「有力FX企業16社の月間データランキング」
国内FX口座数はDMM.com証券が多いのに対して、年間取引高はGMOクリック証券の方が上です。
この数字からわかることは、DMM FXは多くのトレーダーに支持されていて、特にFX初心者の多くが口座開設しているということです。
そして「口座数で負けるGMOクリック証券が、年間取引高ではDMMFXを上回っている」ということは、
GMOクリック証券は、投資に慣れて資金力を増してきたトレーダーが積極的に取引に利用しているFX口座であると推測できます。
※1 2020年1月末時点。ファイナンス・マグネイト社調べ(2020年1月口座数調査報告書)
※2 ファイナンス・マグネイト社調べ(2020年1月~2020年12月)
DMMとGMOクリック証券の最小取引単位、最大発注数量、通貨ペア数を比較
最小取引単位はGMOクリック証券、DMM FX共に1万通貨からです。
最大発注数量もどちらも100万通貨で同じです。
しかし、GMOクリック証券は通常モードとは別に大口取引向けのExモードがあり、そちらでは最大500万通貨まで一度に注文可能です。
そのため資産が5000万円や1億円といった大きな金額で、100万通貨以上の取引を繰り返す人ならGMOクリック証券の方がストレスなく利用できます。
取り扱い通貨ペア数はどちらも同じですが、トルコリラ円の取り扱いはGMOクリック証券のみです。
DMMFXとGMOクリック証券の比較まとめ
ここまでDMM FXとGMOクリック証券を徹底比較してきましたが、どちらも使いやすくおすすめの会社ですので、FX初心者ならどちらを選んでも後悔しません。
結論としては冒頭で書いた通りですが、それぞれどんな人におすすめなのかもう一度おさらいしておきましょう。
FXの口座開設は無料ですし、維持費や手数料なども一切かかりません。
どうせなら両方の口座を開設して、どちらが自分に合っているのかを確認して比べるのもいいかもしれませんね!
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