今回は、数ある投資本の中でも特に良書と呼ばれるFX本をご紹介します。
FX初心者向けから中級者向け、基礎的な入門書から実践的なテクニカル本・メンタル本まで、当編集部で厳選した一冊をレベルに応じてご紹介するのできっと参考になるはずです。
目的別に分けていくつかの書籍をご紹介しますが、全て読む必要はなく、基本的にはどれか1〜2冊を選んでいただければ大丈夫です。
また、FXにおいて本というのは予備知識と振り返り的な意味が強く、当然、本を読んだからといって実際に勝てるようになるわけではありません。
本を読むよりも、少額でも自分で取引と検証を繰り返した方が、より早く上達します。
投資超初心者が読むべきFX入門書
めちゃくちゃ売れている投資の雑誌ザイが作った10万円から始めるFX超入門
人気ベストセラーの最新作!10万円でデビューするためのホントのやり方大公開!
マンガとわかりやすい図解ですぐできる超実践的なトレード手法を解説!勝ってる先輩トレーダーたちも、ゾロゾロ登場。投資手法や具体的なアドバイスもバッチリ公開しています!
FXとはなんだろう?FXの仕組みはどうなってるの?どうやって始めたらいいの?
そんなFX初心者に初歩的なことからチャートの見方なども説明してくれているので、今からFXを始めたいと感じている人にはぜひ読んでほしい本です。
ダイヤモンド社のZAIが作った入門書で、FXの入り口としてはとてもわかりやすくて参考になる本だと思います。
FXで出てくる用語や仕組みなど、最低限FX取引をするための基礎が書いてあるので、まずはこの本に書いてあることを理解するところから始めることをおすすめします。
ただし、あくまでも初歩的なことをメインにした初心者向けの本なので、これ一冊で大儲けするというのは無理です。
いきなり自分の持っているお金をすべてFXにつぎ込むというのではなく、まずは1,000通貨単位など少額からはじめて利益を出すことなどの、初心者向けですがためになるアドバイスが書かれています。
また、先輩トレーダーのアドバイスや体験談もあるので、これから始める人にとっての貴重な話となるでしょう。
はじめての人のFX基礎知識&儲けのルール
本書では、まず『FX(外国為替証拠金取引)』について、仕組みや魅力、リスクについて説明。
その後は、「儲けていくためにはどんなことに気をつけ、どういった分析力を磨いていけばいいのか?」「儲けるために役立つ市場の特徴にはどのようなものがあるのか?」などについて説明していき、今後の相場展開を読む分析力の向上を図ります。
最後に「では、実際に投資するにあたり、資金をいかに管理していくべきか?」「どういったスタイルで取引していくべきか?」という投資戦略について説明していく流れになっています。
FXとはなんだろう?どうやってはじめるの?などのこれからFXを始める人に向けて書かれた本です。
まず、基本的なFXの仕組みや、リスクについての説明、そしてこれからFXで稼ぐためのヒントが書かれています。
著者の山岡 和雅さんは外国為替ディーラーとして活躍していた方で、経験もあり説明がわかりやすく、これからはじめる人の最初の一冊にぴったりです。
本書を通してFXの基本ルールなどを無理なく覚えることが出来ます。
少し昔の本で少し今の時代と変わっているところもありますが、これからデビューする人の教科書的な役割を果たしてくれる1冊になるでしょう。
あくまでこれからFXを始める初心者向けの本なので、もうすでにFXの仕組みや基本的なことは理解しているという方にはあまり向きません。
超ど素人が極めるFX
羊飼いのFXブログ管理人が書いた本です。これも初心者に読んでもらいたい本です。ブログのファンの人やいつもブログを読んでいる人にとっては著者の考え方がつかみやすくなっている本です。
他の本よりもイラストや図などが多く使われているので、字ばかりの本を読むのが苦手な人にもわかりやすく、理解のしやすい本だと思います。
人気ブロガーの投資手法が公開されており、参考に出来る部分があると思います。
普段どのようにしてFXの情報収集をしているか、そのコツなども教えてくれます。
ただしタイトル通りで、FXの基本的なことやチャートがすでに読めるという人にはあまり向いていません。
内容は本当にやさしいものが中心なので、超初心者向けにはじめの一冊となるでしょう。
30年勝ち続けたプロが教えるシンプルFX
著者の西原宏一さんは外資系金融機関で実績を重ねて活躍してきたプロトレーダーとしてメルマガで人気を博しており、独自の理論や切り口が人気です。
ただし、この本を読んだからといって大金を稼げるようにはなりません。むしろ初心者のために書かれた感じの本で、著者の経験や考え方が学べます。
FX取引で迷いがちになってしまう、どこで入るのか、どこで出るのか、というタイミングについて教えてくれています。
FX取引で重要なチャート分析もわかりやすくて初心者でも理解しやすい内容になっています。
また、ファンダメンタル投資はどういったものなのかもわかりやすく説明してくれます。
この本を購入するのであれば、あわせてこの本の著者のメルマガにも登録しておくといいでしょう。あわせて使えば、言いたいことがより伝わりやすくなると思います。
著者の長年の経験において培われた知識を知ることができて、考え方など参考になる部分が多かった本です。
テクニカル分析入門、為替チャート勉強本
先物市場のテクニカル分析
「テクニカル分析の大きな力の一つは、その普遍性にある。時間、市場環境を問わずに適用ができる。日計りのトレーディングにも、数年にわたるトレンド分析にも有効なのがテクニカル分析である。
金・石油・大豆等の伝統的商品先物にも、通貨・金利・株式先物指数等の金融先物にも利用できる。また、テクニカル分析をもってすれば市場間あるいは国際間の境界線を渡ることはいとも簡単である」(本書序文より)著者の言葉どおり、本書は日本語版の刊行から四半世紀を経た今日でもトレーダー達のバイブルとして熱烈な支持を受け続けている。
テクニカル分析の基本理念、チャートの描き方をはじめ、チャート・パターン、出来高と建玉、移動平均、オシレーター、ポイント・アンド・フィギュア・チャート、エリオット・ウェーブ、サイクル理論等、チャート分析に必要なノウハウを、やさしく、そして長年にわたり市場で揉まれてきた正確でこなれた邦訳によってわかりやすく解説する。
引用:先物市場のテクニカル分析
テクニカル分析の基本的な教科書といっても過言ではありません。
先物市場にこれから参加しようと思っている方だけでなく、他の分野でも投資をはじめたいと考えている人におすすめです。
テクニカル分析の本は探せばたくさん出てきますが、自分できちんと理解して使える本はなかなかみつかりません。この「先物市場のテクニカル分析」は投資に参加するためのバイブルと言ってもいいでしょう。
一度読んで終わりというのではなく、トレードでわからないことが出てきたらすぐにこの本で内容を確認するといった辞書のような使い方がいいと思います。
この本を基本に、もっとレベルの高い本を読みながら投資の腕を磨いていくのがいいでしょう。
移動平均線の新しい読み方
売買するタイミングを図る重要なテクニカル指標のひとつに移動平均線があります。この移動平均線を正しく読むことが出来れば投資のスキルは大きく向上していきます。
移動平均線はテクニカル分析の基本とも言える指標なので、うまく使いこなせるとFXだけでなく、他の株式などをはじめとした様々な投資の際に役立ちます。
初めてテクニカル分析を勉強する人は、まずこの移動平均線から学んでいきましょう。
この本では、移動平均線をいくつかのポジションに分けて分析して、それらを組み合せながら、市場をどう判断するのかが学べます。
移動平均線はどんなもの?移動平均線の何がいいの?移動平均線から何がわかるの?というような疑問が初心者でも理解しやすい内容です。
移動平均線についての正しい知識が身につくでしょう。
移動平均線については、当サイトでも「移動平均線とは?使い方と手法」の記事で解説していますので、詳しくは次の記事をご覧ください。
-
-
移動平均線とは?使い方と手法と長期・中期・短期のパーフェクトオーダー
移動平均線はチャート分析のテクニカル指標の中でも、とてもシンプルで多くの投資家が参考にする指標です。 使い方は、FXでも株でも仮想通貨でも基本的に同じなため、一度覚えて…
続きを見る
FXチャートリーディングマスターブック
「FXはチャートで勝つ!」と断言する著者が、ローソク足や移動平均線など基本的な5つのツールだけで相場の行く末を見極める方法を、実際の事例でわかりやすく丁寧に解説。
「始値と終値、どちらが大切?」「移動平均線の本当の意味は?」など分かりやすい文章を読み進めるうちに効果的なトレード戦略が自然と身につく!
FXはチャートで勝てるということを教えてくれる本です。
テクニカル分析はよくわからない、できないと思っている人は多いのではないでしょうか。この本は、そういった人こそ読んでほしいです。
この本を通して的確なテクニカル分析が出来るようになれば、FXで安定して勝つ可能性が上がります。
こういうチャートになればここは買いですよ。なぜそこが買いなのか?
このチャートではこうなったら売りですよ。なぜ売りなのか?
といった感じで、ポイントと理由が説明されているので、納得して読み進めることができます。
FXに限らず投資で安定した収益を出すためには、やはりテクニカル分析は必要不可欠な存在です。
チャートがしっかり読めるようになるFX入門
FXをはじめる上で必要な知識のひとつがチャートを読むことです。この本では、初心者が身につけたい基本的なチャートの読み方が勉強できます。
チャートと聞くと、難しそうでついつい後回しにしてしまいがちですが、この本はチャートの読み方を図などを使ってわかりやすく説明してくれます。
ドリルもついているので、必要な知識をしっかり覚えられたかどうかを確認することもできます。
また、初心者が苦手とする損切りの話についても触れられています。
これからFXの世界で勝負していきたい人は是非読んでおいたほうがいいでしょう。
著者は長い間、為替の世界で活躍していることもあって、説明がわかりやすく頭に入ってきやすい点が他の本と違うと感じた部分です。
初心者が間違えやすそうなところ、つまづきやすいところも解説してくれています。親切で信頼のできる一冊です。
具体的なチャート分析については、当サイトでも以下の記事で解説していますので、詳しくは次の記事をご覧ください。
【保存版】勝てるFXチャートパターン分析!これが鉄板の種類だ
【FX】トレンドライン、サポート、レジスタンスの引き方など解説
投資苑
トレーディング上達のカギは群集心理を理解することである。
本書には、戦略として古典的なチャート分析、オシレーター分析についても、群集の心理状態と共に解説してある。
この本の著者は精神科医かつトレーダーなのですが、心理状態の解説がすばらしいです。
投資家にとって大切なものは規律だ、という話は実際に投資を経験した人にはとても納得出来るでしょう。
規律を守ることは投資において重要です。投資家の心理を探ることで、相場がなぜ上下するのかがわかり、テクニカル分析の理解が今まで以上に深まるでしょう。
かなりのボリュームがある本なのでパッと読んでしまうのは難しいですが、これを読むことでテクニカル指標の活用の仕方が身につきます。
また、投資において精神面も重要ですが、やはり大切なのはリスク管理です。
資金をしっかり管理できなければ無一文になってしまいます。そのリスク管理についても本書で多くの学びがあります。
今まで特に何も考えずにただ投資をしてきてしまった人は、この本でもう一回基本的なことからはじめることをオススメします。
手法も大切ですがやはり精神的な面が重要なのだというのを再認識させられる一冊です。
手法や相場知識を学ぶ参考書
ウォールストリート・ジャーナル式経済指標読み方のルール
世界一の経済規模を誇り、世界経済のハブ(中心軸)になっているのは、何といっても米国です。
日本の経済は、米国の経済の好悪によって、多大な影響を受けています。日本の株価は、米国の株価に連動して上下に動くケースがほとんどです。
そこで、米国の経済がどのように動いているのかが、「この指標さえチェックしていればわかる」という本はないのだろうか、という話になります。本書『ウォールストリート・ジャーナル式 経済指標 読み方のルール』は、まさにそうした本だといえるでしょう。
投資の世界において、様々な経済指標を無視することは出来ません。
経済指標を読み解き、これからその国の経済がどのような方向へ向かっていくのか?世界経済がどこへ向かうのか?など、しっかりと分析することができれば、自分自身の投資の成績も大きく変わってきます。
経済指標と聞くと、難しそうに感じるかもしれませんが、この本では経済指標の解説や読み方が初心者でも理解しやすいようとてもわかりやすく説明されています。
50の経済指標について、この情報でどのように考えればいいのか、どのようなことが読み取れるのかが簡単にまとめられているので、必ず押さえておきたい内容です。
ここで学ぶ経済指標の見方を参考に経済を予測することで、自分自身の投資の腕も格段に上がる可能性が高いです。
「経済指標ってなんとなく聞いたことがあるけどよくわからない」程度で終わってしまっている人は、この本でぜひ、経済指標を理解してほしいと思います。必ず有益な情報を得ることができるでしょう。
難しく考えずに、読み物といった感じで読んでみるのがおすすめです。
経済指標については、当サイトでも「【保存版】FX経済指標!重要度、カレンダーの見方など徹底解説」の記事で解説していますので、詳しくは次の記事をご覧ください。
-
-
FX経済指標まとめ!重要度やカレンダーのおすすめサイトなど徹底解説【保存版】
経済指標を知らずにFXしてると大火傷します! FXの重大イベントの一つである経済指標。 ここでは経済指標とはなんだ?というところから、どの指標が重要なのか、どう見ればいいの…
続きを見る
高勝率トレード学のススメ
最高のトレーダーは、勝算があると思ったときにだけトレードを行う。
本書では、低確率な状況と高確率な状況とを見分け、高確率な状況下でのみトレードする方法を紹介する。多くのトレーダーの弱点と陥りやすい過ちを指摘するだけにとどまらず、こうした欠点を理解し克服することでそれらを有利に活用する方法についても解説する。
引用:高勝率トレード学のススメ
この本は、勝率の高い人、勝っている人が行っている手法や考え方を丁寧に解説してくれています。
勝っている人は魔法を使っているのではなく、基本的なことを忠実に行うことで勝率を上げているのです。FXで負ける可能性は低くするためには、まずその考えを知ることです。
本に書かれているのは基本的な考え方や手法です。そのため、つまらなく感じてしまうかもしれませんが、この基本をしっかりと叩き込むことが勝率をあげることにつながり、自分の資産を増やすチャンスが増えるのです。
特にこの本の中に出てくる感情のコントロールは必ず読んでおくべきです。
投資で安定して勝つためには、この本を熟読して学ぶことが成績を安定させる近道になります。
ここに出てくる内容はトレードをこれから続けていくのに不可欠なことばかりなので、すでにトレードの経験がある人でも、もう一度基本を確認するのに最適な本です。
デイトレード
全米最強のトレーダー養成機関「プリスティーン」が、勝者のセオリーを初公開!デイトレーダーとして株式相場で成功するための心構えを凝縮した一冊です。
最大の特徴は、皆が本当は気付きつつも忘れてしまいがちな事を、表現を変えながら執拗に繰り返し述べている点。本書によって、迷いの罠から逃れ、より信念を持って売買できるようになります。
例えば、「株式を取引するのではなく、人を取引する」という教訓。多くの初心者が、一つひとつのトレードに必ず相手がいることを認識していない。問題は「どちらが、より賢いのか」という点であり、マーケットの機微を知って、賢い側に立てるように鍛えるアドバイスをします。
引用:デイトレード
まさに、デイトレーダーを目指しそして成功をしたいと考えている人には是非とも読んでおいて欲しい本です。
株やFXにおいて手法だけでなく精神的な面の必要性、重要性を教えてくれます。
多くの負け組が、使える手法、勝てる手法さえ見つけられれば安泰だと思ってしまいがちです。確かに、よい手法を使えば勝つことは出来るでしょう。
しかし、手法よりも精神的な面のほうがはるかに大切だということをこの本は教えてくれます。
いま、投資に悩んでいる人が読めば、きっとこれからのヒントをたくさんみつけることができるでしょう。
また、記録をつけることの重要性も教えてくれます。
学生時代に先生の言ったことをノートにつけていたように、投資についても失敗したことうまくいったことを日記などに記録として残しておけば、次の投資に役立つし、同じ失敗をする可能性が低くなります。
この本を読むことで投資家として成長することが出来るでしょう。
具体的なデイトレード手法については、当サイトでも「FXデイトレード手法!1時間足で勝つシンプルなやり方とコツを公開します」の記事で解説していますので、詳しくは次の記事をご覧ください。
-
-
FXデイトレード手法!1時間足で勝つシンプルなやり方とコツを公開します
この記事にたどり着いた方は、「これからFXを始めたい人」から「FXで勝てずに苦しむ人」まで様々でしょう。 私もよくインチキな高額セミナーや商材などに苦しめられ、現在の考え…
続きを見る
FXスキャルピング
プロのスキャルピングの世界をFXトレーディングの初心者でも分かりやすく掘り下げて紹介した手引書。
日中のトレード戦略を詳細につづり、多くの70ティックチャートとともに読者をスキャルピングの世界に導いてくれる。
スキャルピングとは、1回の利益は本当にわずかですが何度もその薄い利益を重ねていく手法です。実際にポジションを保有する時間も早ければ数十秒ということもあります。
この本では、その薄い利益を取るために、偶然ではなく様々なチャートを使い利益を重ねる手法を教えてくれます。
しかし、本書の帯にも書いてありますが、この手法は誰にでも向いているわけではありませんし、スキャルピングのやり方を知らずにゲーム感覚でやってしまっていると損失しか出ません。
スキャルピングの勝ち方は、1回や2回読んで身につけられるものではありませんし、決して簡単なものではないです。
しかし、この手法を身につけられれば勝ち組にかなり近づけることは間違いありません。スキャルピングで成功したい方には参考になるでしょう。
具体的なデイトレード手法については、当サイトでも「FXスキャルピング手法!1分足、5分足で月100万円稼いでいるコツと勝ち方」の記事で解説していますので、詳しくは次の記事をご覧ください。
-
-
FXスキャルピング手法!1分足、5分足で月100万円稼いでいるコツと勝ち方
FXの手法の中でも、短時間で利益を上げられて損失も少ない手法「スキャルピング」。 年収で1000万以上稼いでいるFXトレーダーの数だけ、それぞれ独自の投資手法とノウハウがある…
続きを見る
ラリー・ウィリアムズの短期売買法
市場が動くメカニズム、最も支配的なサイクル、仕掛け・手仕舞いのタイミング、勝ちトレードの保持といったトレーディングの基本―ひいてはトレーディングの世界で成功するための基本―だけでなく、効果的な短期トレーディング戦略の徹底した分析、そして独自開発した実績のあるテクニカル指標など、著者が半世紀にわたって実践・会得してきた奥義がぎっしり詰まっている。
著者は、自身が実績があり短期トレーダーとして名の知れた人物です。本書では、ラリー・ウィリアムズのこれまでのトレードの経験が書かれています。
市場の動き方、それから売買するタイミングをどうすればよいのか?など参考になる部分が非常に多いです。特に、スイングトレードでこれから稼ぎたいと考えている人には絶対に読んでほしい本です。
FXや投資にかかわる本は世の中にたくさんありますが、やはり実際に経験してきた人の書く本には経験に基づいた理論、手法があり、信頼をおけると思います。
大金をいきなり稼ぐことは無理ですが、少しずつ資金を増やすためにも参考にしましょう。
かなりボリュームのある本ですし値段も決して安くはありません。しかし、その値段に見合った価値のある良本だと思います。これからトレーダーとして成功を納めたい、あるいは今自分自身のトレードで悩みを抱えている人にはとても良いバイブルとなるでしょう。
具体的なスイングトレード手法については、当サイトでも「FXスイングトレード手法!日足で年収1000万円の利益を出すコツ」の記事で解説していますので、詳しくは次の記事をご覧ください。
-
-
FXスイングトレード手法!日足で年収1000万円の利益を出すコツ
この記事では、5年通算で約7,000万円の利益を出し、現在も法人としてFX取引している私が、スイングトレードのノウハウの全てをお伝えします。 ヒロセ通商「LION FX」にて年間1000…
続きを見る
図解でわかるランダムウォーク&行動ファイナンス理論のすべて
投資行動の基本となる本です。ランダムウォーク理論と行動ファイナンス理論について、とてもわかりやすく説明してくれています。
ランダムウォークとは無作為不規則なものという意味です。
まさに市場の動き、価格はランダムウォークで決まりますが、その中には人間の心理面、本性的な面が原因となっている部分があると言います。
この市場の動き、人間の心理、本性を読み解くことは投資を行う上でとても重要なことです。
一番参考になったのは、投資は人間の本性との戦いであるということです。
投資の世界では手法や考え方など大切なこともたくさんありますが、投資の本質は人間の本性との戦いというのはすごく頷ける内容でした。
またリスクプレミアムについての説明の部分は、投資家にとって大切なことで、この部分は必ず読んでおきたい部分です。
人間心理は様々な面があり、それについて知ることでなぜ自分の投資がうまくいかなかったのか?失敗してしまったのか?を分析することができるでしょう。
No.1為替ディーラーが伝授するインターバンク流FXデイトレ教本
著者の相場予測法のポイントは「マーケットのポジションの傾き」から相場の動きを読み取るところにあるが、そのために
①当日の朝に前日までの情報(ファンダメンタルズ、テクニカル)を一定の手法によって整理し、
②当日(東京時間)の売買の方向性(売りか買いか)を決め、
③仕掛けと利食い、損切りの価格ゾーンを設定して実際に取引を行なう、
という一連の手法は、一般の個人投資家も十分に活用できるノウハウとなっている。
著者の小林芳彦さんは現在もJFXというFX会社でFX情報を発信しています。著者はツイッター (@JFXkobayashi)もやっているので、こちらもフォローしておくと一層楽しめます。
本書の中ではインターバンク流の考え方が初心者向けに紹介されていますが、やはり一番大切だと感じたのは資金管理の重要性の部分です。
どんなに考え方や手法を身につけても資金管理がいい加減だとあっという間に市場からはじき出されてしまいます。
著者は様々な顧客からの信頼も厚く、この本などを通してもとても誠実な人だというのが感じられます。
儲けることが出来るのは他人が損切りするとき、他人の不幸は蜜の味、など、普段インターバンクで働く人はこういう風に考えているんだなということがわかります。
FX会社を適当に選んでは損をする
全く同じトレード手法を利用していても、FX会社が違うと利益が100%以上多くなることも全然あり得ます。
FXで勝つためには勉強も大切ですが、良いFX会社を選ぶことも重要です。
スキャルピング、デイトレード、スイングそれぞれの手法にあったベストなFX業者を選ばないと、結果的に損をするだけでなく、トレードの上達も遅くなる可能性があります。
FX初心者向けにおすすめの口座は次の記事をご覧ください。
-
-
FX口座おすすめランキング!初心者向け業者比較【プロトレーダー監修】
FXで勝ちたい初心者必見!プロトレーダーが選んだ本当にオススメのFX会社をランキングで紹介!スプレッド、約定力、取引ツール、スワップポイントなどを基準に、人気FX会社20社を…
資金管理、心理・メンタル管理本
ゾーン 相場心理学入門
トレードに成功するために不可欠な「ゾーン」といわれる心理状態に達するための方法を説いた指南書。
抽象的な精神論ではなく、トレードという目的に沿った解説なので説得力がある。一貫して勝つためには、どんな投資手法を用いようとも、「ゾーン」は不可欠な心理状態である。
投資をこれから始める人にも役に立つが、何回かトレードで痛い目をみたことがある人、壁にぶつかってしまったと感じているトレーダーにとってきわめて有益な1冊といえる。
この本は、中級者向けです。
著者は様々な人材育成の実績もある有名人マーク・ダグラスです。
今からFXや投資をはじめる人が、これからのために読むには良いと思いますが、ある程度FXや投資の基礎的なことを理解してから読むべきです。
この本は、人間の心理について非常に深く解説してくれます。そして、その人間の心理状態がどのようにして投資に影響してくるのかを様々な表現を使いながらわかりやすく説明してくれます。
著者は、勝つためには投資家の技術的な部分ではなく精神面の強化が大切だと主張しています。相場で一喜一憂せずに、たんたんと取引を重ねていくべきだということです。
投資において利益が出たり損失が出たりするのは当たり前ですが、その投資手法だけに注目するのではなく、その時の自分自身の心理状態についてもしっかりと分析して精神状態を整える、ということがとても重要だということを認識させられます。
システムトレード基本と原則
本書は勝者と敗者を分けるトレーディングの原則について明確に書いている。
トレーディングは異なるマーケット、異なる時間枠、異なるテクニックに基づく異なる銘柄で行われるが、成功しているトレーダーには共通項がある。それこそが、トレーディングで成功するための普遍的な原則である。
マーケットや時間枠、テクニックにかかわりなく、一貫して利益を生み出すトレーダーたちは全員、それらの原則を固く守っているのだ。トップトレーダーであるブレント・ペンフォールドによる革新的な本書の内容とは……。
トレードで勝つためのトレーディングの原則が書かれている本です。トレードをするための基本原則がよくまとめられています。
トレードにおいてなぜ勝利を納めることが出来るのか?また、なぜトレードで負けてしまうのか?
リスク管理、特に資金管理を徹底することがとても重要であるということを教えてくれます。
精神的な部分ももちろんトレーダーとして生き残ることは大切なことですが、やはり資金管理を学ぶことが勝利への近道なのだと感じました。
著者はトレーダーとしても実績があるので、これからトレードで生きていくためのヒントが満載です。何度も読み返したくなる良書です。
トレーダーとして生活していく上で生き残るための術を学びましょう。負けて破産し人生を終わらせないためにどうすべきかを考え、数少ない勝ち組にならなければいけません。
成功しているトレーダーの共通部分を学び、投資に役立てましょう。
投資で一番大切な20の教え
本書は成功した投資家が教える投資のノウハウ本ではありません。著者が強調するのは投資の難しさです。
しかし、その難しい投資の世界で市場に40年以上にわたって勝ち続けてきた著者が語る哲学に満ちた本書は、投資の基本書として古典となりうる珠玉の名言に溢れています。
市場の見方、リスクの捉え方、市場コンセンサスとは別の見方をする「逆張りの思考法」、ミスプライシングが起こる非効率市場の見つけ方など、根本的かつ重要な投資哲学が1冊に!
あのウォーレン・バフェットが大絶賛したと聞いて購入しました。
この本のなかで、やはり一番大切だと感じたのがリスク管理です。リスク管理の話は他の本でもよく載っていますが、この本では特にリスク管理の重要性が強調されています。
投資の専門家が書いている本なので、すべてを理解して実践するのは難しいですが、投資をする上で大切なことがしっかりとまとめられているので、読みやすいです。
ただ本を読むだけではなくしっかりと考えながら読み進めていくと、理解が深まり自分自身の教訓になるのではないかと思います。
実際にバフェットがこの本をみんなに配ったという話がありましたが、確かにこれから投資を始める人や、投資をしているけど悩んでいる人に読んでほしい一冊です。
著名人も絶賛する人が多いという本ですから、ぜひ一度その目でご覧になってみてはいかがでしょうか?きっと新しい発見があると思います。
利食いと損切りのテクニック
売りは大きく2つのタイプに分けられる。「手仕舞い売り」と「空売り」だ。
手仕舞い売りには、目標値での利食いや、許容リスクでの損切りや、途中での見切りの3つのケースがある。仕掛けたトレードが全勝するわけでない以上、どの場合にでも適切に対応することが、運用資金の安定した上昇には求められる。
そして空売りをマスターすることで、トレード機会が単純に2倍になる。初心者は空売りを知らず、ただ恐れる。しかしプロは、価格の下落からも売買益を享受しているのだ。とはいえ、マーケットの天井と大底が同じ性質というわけではない。また、上昇トレンドと下降トレンドが同じ性質というわけでもない。株価は上昇するときよりも下落するときのほうが足が速い。
本書は、こうした「売りの世界」について、深く掘り下げており、さまざまなアイデアを提供してくれる。しかも、2007~2009年の“超”弱気相場での具体的なトレード例が満載されており、そこからも多くの貴重な教訓が得られるはずだ。
さらに、内容の理解度をチェックするため、全115問の確認テストと詳細な解説も収められている。
投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士の本です。心理学者としての視点でかかれているので、テクニックというよりも精神的な部分で学ぶことが多いです。
投資の世界では必ずうまくいかないこと、失敗することが必ずあると思います。
その時に、何を学びそこから次の投資にどう生かしていくのかが重要なのだというのが理解できます。
ここに出てくる精神的な部分をしっかり学ぶことは必ず役に立つでしょう。
今までのFXでうまくいっていない、失敗してしまった、悩んでいるという人はこの本をもう一度読み直してみるといろいろなヒントが見つかるでしょう。
また、本書でも重要なこととして書かれていますが、失敗したとき、うまくいかなかったときにこそ、きちんとトレードの記録を残しておくというのが重要です。
あとで、その記録を見返すことで同じ失敗をせずに済みます。
具体的な利食いと損切りについては、当サイトでも以下の記事で解説していますので、詳しくは次の記事をご覧ください。
FXで利確ポイントのタイミングや目安を決める7つの利益確定ルール
脱・損切り貧乏!損切りルールの適切な幅、目安、タイミングは?
伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術
カリスマ・トレーダー、リチャード・デニスとウィリアム・エックハートが教育した常勝投資軍団「タートルズ」。
ほとんどのメンバーが未経験だったにもかかわらず、わずか2週間の研修プログラムによって、マーケットで次々と巨額の利益をあげていった。
当時19歳の最年少タートルだった著者も、わずか4年で3000万ドルを稼ぎ出す。
一体彼らは、どんな手法を伝授されたのか?業界を席巻しながらも、多年秘密のベールに包まれてきた“タートル流”の全貌を、軍団の最高エリートが初めて明かす。
市場で勝ち成功を納めるためには、ルールを作り、ルールを徹底して守ることが大切だということを教えてくれます。また、リスク管理の重要性を再認識させられる良書です。
市場で生き残っていくために学ぶべきことが必ず見つかるでしょう。
まず勝つために何をするべきなのかをしっかりと考える必要があります。
成功するためには努力することが当然大切ですし、戦略や手法だけでなく、精神面や考え方も大切だということが理解できます。
成功者といってもずっと勝ち続けているわけでなく、負けてもそこから学び、トータルで勝つことが大切なのです。
初心者にはとっつきにくいと思いますが、投資の経験がある程度ある人にはおすすめの一冊です。
相場の読み物
マーケットの魔術師
アメリカのトップトレーダー(=マーケットの魔術師)たちが語る成功の秘訣を書き、話題となった『Market Wizards』の翻訳書。
トレードは、経済活動における最終・最大の未開拓分野であるとともに、個人が少ない資金を元手に億万長者になれる数少ないチャンスの1つである。
もちろん、最終的にはひと握りの個人だけがこの離れ業に成功するのだが、そのチャンスを身近なものにするための方法や、トレーディングで自己の限界を超えたいと悩んでいる人たちに、解答なりヒントを与えてくれるのが本書である。
投資の世界で生きていくのなら読まなければならない本です。
実際のトップトレーダーの成功の秘訣などをまとめています。投資で成功するためにはやはり努力や学ぶ姿勢がとても大切だということを教えてくれます。
時代が古い物の話も含まれているので、今の投資にそのまま使えないものもありますが、トップトレーダーの考え方や成功の秘訣を覗くことが出来ますし、今の時代にも通じる話もたくさんあります。
よく言われていることかもしれませんが、成功は偶然ではないということです。
失敗したからといってそこで終わるのではなく、そこから学び、同じ過ちを繰り返さないように記録する。
その積み重ねが後々の大きな成功につながるのでしょう。ここに出てくる人達はそういった努力の結果、成功をつかんだのだと思います。
成功者も1回で上手くいった人はほとんどおらず大きな失敗をしながら成功してきたというのは読み手としても勇気をもらえます。
今投資で悩んでいる人はヒントが見つかるでしょう。繰り返して読むべき本です。
FXトレーダーの大冒険
トレーディングの心理と知識と正しい行動を学ぶための本です。
架空の物語ですが、新米のトレーダーベインズの物語を通じて、FXトレードでは何が大切かを学んでいきます。
適当な考えでFXをはじめてしまえば、あっという間に自分自身の資産を失うことになってしまいます。
この本の物語でも、最初主人公は破産寸前の状態になりますが、様々なことを学びながら徐々に徐々に一人前のトレーダーに成長していきます。
ただの物語として読んでも大変面白いのですが、これからFXをはじめる人は、主人公を自分自身にあてはめながら読むとこれからはじめるときの教訓になるでしょう。
物語ではメンターつまり師匠と呼べる人が出てきますが、現実の世界ではなかなかメンターを見つけることは難しいです。
自分自身で信頼できる人を見つけることもまた大切なことだと感じました。
ベインズの経験を通して、読者は破滅的な損失を回復させる方法、フルタイムのトレーダーに転向する方法、そしてトレードについて家族と語り合う方法を学ぶだろう。
また、ベインズの冒険を追っていくことで、チャートの上手な使い方や正しい分析の仕方、さらに効果的にトレードを実行する方法なども知ることができる。そして何よりも、大きな利益を生み出し、それを維持する方法も学ぶことができる。
技術的な要素と啓発的な要素を合わせ持った本書は、ほかに類を見ないFXトレードの手引書であり、この分野で成功するための確かな足がかりを読者に提供してくれる。
引用:FXトレーダーの大冒険
世紀の相場師ジェシー・リバモア
伝説の投機王と呼ばれたリバモアについて、書かれた本です。
彼が伝説の所以と言われているのは、世界恐慌を予測して、次々と暴落していく中、大勝ちをしたとことが挙げられます。
この本を読む前は、リバモアは成功し続けた人物だと思っていました。しかし、実は何度も失敗や破産もしているというのは意外でした。
最終的にはピストル自殺をしてしまうのですが、彼の考え方や手法は今の時代に通用するものがたくさんあります。
例えば、彼の名言のひとつ、投機家の最大の敵は自分の中にいる、というセリフは心に響きます。
また、自分の感情を抑制しコントロールすることが出来なければ、利益を上げることができない、というのは金言です。
市場は知力ではなく心理的な戦いというのもすごく頷けます。
リバモアは人生の最期はその精神的なストレスによる自殺でしたが、市場において精神的、心理的なものがどれだけ大切なものなのかを身をもって教えてくれている気がします。
この物語をおもしろくしているのは、リバモアが市場で大胆な勝負をしかけ、巨額の利益を上げていくシーンの数々である。著者はその緊迫した投機的株取引の世界を見事に描きだしている。
象徴的なのは、1929年の世界恐慌でのこと。主力銘柄の株価に「過熱し過ぎ」のサインを見たリバモアは、市場トレンドの変化を確信し、一気に「空売り」を開始する。経済環境は順風満帆、相場は強気一辺倒のなかでである。
ひとり流れに逆行するリバモアは、周囲から狂気の沙汰とさえ受け止められる。が、やがてブラックマンデーが到来。大暴落した市場で株を買い戻したリバモアは、1億ドル以上の利益を得る。
著者はリバモアを描くなかで、なぜこのような読みが可能だったのかに迫っている。
ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ
今日のサブプライム危機は、さらなる巨大バブルの序章に過ぎない!!
伝説の投資家が警告する「最悪の経済危機」とは?●本書のおもな主張
1:現在の景気後退は、単なる「アメリカの住宅バブル崩壊」以上のものである。
2:現在のサブプライムバブルは、はるかに大きな「超バブル」のわずか一部分に過ぎない。
3:今年末までに、一九二九年の大恐慌と比肩するほどの「超バブル」が崩壊するであろう。
4:アメリカ・ドルを国際基軸通貨とした信用膨張の時代が終焉を迎えようとしている。
5:この「超バブル」は、これまでの信用膨張の飽くなき肥大化(支配的なトレンド)と、市場原理主義という支配的な誤謬とによって生み出され、強化されてきた。
6:長年にわたって筆者が主張してきた「再帰性理論」を用いれば、現在のバブル崩壊の過程を有る程度まで正しく認識することが可能である。
7:「経済エンジン」としてのアメリカは間違いなく衰退化する。新しいエンジンとして中国・インドおよび中東が期待される。
この本で、ジョージ・ソロス自身が唱えている再帰性について理解するのは正直難しいです。
これからの時代も大きなバブル期のような、あるいは世界恐慌のような大きな出来事が起こるかもしれません。
そうなってしまってから慌てるのではなく、彼の提唱する再帰性理論から、なぜそういったことが起きてしまうのかを理解できれば、これからの備えとすることが出来るでしょう。
ソロスと聞くとイングランド銀行を破綻させた男などという悪いイメージが先行してしまいがちですが、それは勝手に周りが付けただけで実際の人物像とはかい離しているということが、本書を読めばわかります。
むしろ、危機に際した時のソロスの考え方や手法は、これから投資の世界で生きていく人なら必ず読んでおきたい本です。
欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア
この本は、有名なリバモアをモデルにした小説です。投資を行う人には、とてもよいヒントが見つかります。
リバモアがどのようにして、投資の世界に踏み入れたのかそして、どんな人たちと出会い、どんな人に騙されてきたのか?そこで何を学んだのか?などを知ることができます。
今の時代背景とは少し違いますが、リバモアがこれまで体験してきた経験は現代の投資家にも参考になるところが数多くあります。
ありがちなただの人物の紹介本ではなく、そこで起こったことの心理的な面が学べるのでとても参考になります。
投資の世界で心理面、精神面を鍛えることは必須です。この小説を読むことでいろいろ発見があるでしょう。
相場市場に対する考え方や資金管理の大切さ、失敗から学ぶことなど、必ず自分にとっての貴重な新しい発見があると思います。
小説として読んでも面白いし、投資経験のある人が投資のために読むのはもっと面白いでしょう。