FXの朝一番に稼ぐ「ゴトー日(5・10日)の仲値トレード手法」とは

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FXのトレード手法の中でよく知られているものの一つに、「ゴトー日の仲値トレード」というものがあります。

簡単に言えば、日本時間の午前9:55の仲値の決定に向かってドル円が上昇する値動きのクセを狙ってトレードしようというものです。

決まった時間に相場が動くので投資家としても動きやすく短時間でトレードできるのが魅力です。

この記事では、ゴトー日の仲値トレードだけで380万円を稼いだ投資手法を徹底解説します。

仲値とは

FXをしていると一日中為替のレートが値動きしていますよね。

でも、銀行の窓口に行って外貨の両替をするときにいちいちレートを確認していたら大変です。

そこで、銀行ではその日のレートを午前中に決めて、その日一日はその価格を使用して顧客の為替取引をしていくことになります。その1日使う価格が「仲値」というものです。

仲値とは銀行をはじめとした金融機関が午前9:55のレートをもとに10:00に窓口に公示するレートのことです。

仲値は、インターバンク市場という各国の金融機関どうしで取引をする外国為替市場のレートを基準として各金融機関ごとに決定されています。

おまけの話

ちなみに、昔は外為銀行が銀行がお客様のさまざまな為替取引に適用する相場である「対顧客相場」を公示していましたが、1998年の新外為法の施行により、為銀制度が廃止され、外国為替業務を営む銀行が外為銀行になりました。

対顧客相場については実際には2001年5月頃から各銀行が独自レートを決定するようになりました。

昔はレートは一律だったのに対して、今は銀行によってレートが異なるというわけです。

仲値が決定されると以下の対顧客相場が決定します

①TTS(電信売り相場)…仲値に手数料を加えた価格

②TTB(電信買い相場)…仲値から手数料を差し引いた価格

TTSとTTBは銀行の店頭に行くと営業時間内であればどのお店にもモニターに掲示されていますので窓口に行った際にチェックしてみると良いでしょう。

TTSとTTBはFXにおける買値と売値のことです。

米ドルでは仲値から各1円の値幅を取っていますので、買値と売値の価格差は2円ということになります。銀行のTTSとTTBはスプレッドが広いということが分かりますね。

銀行では外貨を両替したり、外貨預金に預けたりするのに手数料はかかりませんが、ドル円では仲値に1円の差を設ける事でこの差が銀行の手数料となっています。

仲値は9:55に決定されたレートをその日1日使用しますが、相場が大きく動いた時には再度仲値の決定が行われます。

具体的には仲値が1円以上動いた場合には1件10万ドル以上の取引については、市場連動性に移行して銀行間相場に基づいて値決めを行います。

2円以上の変動があった時は仲値を再設定することになっています。

 

ゴトー日とは

ゴトー日(5・10日)とは5と10がつく日のことで、5日、10日、15日、20日、25日、月末のことを言います。

多くの企業は請求や入金の締め日をゴトー日に設定します。私たちのお給料日も15日や25日だったりしますよね。

そのほか、税金は10日が期限だったり、年金の支給日が偶数月の15日だったりとゴトー日はお金が動く日です。

ゴトー日が土日祝日で休みの場合は前日が、月末が31日の場合は31日がゴトー日に相当します。

日本の輸入企業は支払いをドル建てで行うことが多く、決済日に円をドルに両替する必要があります。

ゴトー日は決済日が集中しやすく、ドルが大量に買われるためにドル円が円安に振れやすいのです。

 

仲値前の円安でドル円買いのトレード手法

ゴトー日の仲値トレードはゴトー日の朝に行います。通貨ペアはドル円です。

ドル円1分足 2018年9月10日

①日足と、4時間足または1時間足を使ってトレンドをチェックします。

ゴトー日の仲値トレードではドル円が円安(ドル円が上昇)に動くことを前提としてトレードしますので、強い円高基調(ドル円が下落)の時はトレードを見送ります。

また、最近では午前7:00頃に投機筋のストップ狩りが行われ、クロス円が瞬間的に急落することが発生する日があります。

そのため日本時間の早朝に大きな動きがあった日は、為替の混乱に巻き込まれないようにトレードは見送った方が無難です。

②午前9:00までに為替、政治などで重要ニュースがないかチェックします。

ファンダメンタルズ的な要因が作用すると為替に影響があるので何も材料がないことを確認します。

何かニュースがあった時はその日の仲値トレードは見送ります。

③トレードでは5分足または1分足を使用します。

9:00頃にドル円を買いエントリーします。

損切りを10~20pipsで入れておきます。

④ポジションは9:45~9:54までに決済します。

10~15pipsの値幅で利食いできれば十分です。あまり欲張らずに5pipsでもいいので早めに利確するのがポイントです。

遅くとも9:54までに決済してください。

ドル円5分足 2018年9月10日

利確ポイントを明確にしたい場合は、ボリンジャーバンドを使うのがおすすめです。

9:00でエントリーした後、ボリンジャーバンドの+2σラインにローソク足が触れたら利確します。

もし、強いトレンドが発生してバンドウォーク状態になってもあまり深追いはせずに10~15pips取ったら利食いします。

 

仲値後の円高でドル円売りのトレード手法

次は仲値で一旦上がった後、仲値決定後にドル円が下落する動きを狙って10:00以降にショートで入る手法です。

ドル円 1時間足 2018年8月31日

①トレード見送り条件

朝の時点で重要なニュースやファンダメンタルズで大きな動きがある時や、日本時間の早朝に材料もないのに急激な動きがあった時はトレードは見送ります。

ドル円5分足 2018年8月31日

②トレンドを確認したら5分足または1分足チャートでトレードします。

9:55~10:05分くらいの時間に売りでエントリーします。

損切りを10~20pipsで入れておきます。

③5~15pipsの値幅で利食いできれば十分です。

ロングの手法と同様、ボリンジャーバンドを表示させることで利確ポイントが分かりやすくなります。

ボリンジャーバンドを使用する場合は-2σラインに価格が到達したら利確します。

 

ゴトー日の仲値トレードの注意点

  • 必ずしも円安にならないこともある
  • ゴトー日が土日の場合はうまくいかないことが多い

ゴトー日の仲値に円安傾向になることはアノマリーのようなものですので必ずしも当てはまるとは言えません。

アノマリーとは明確な根拠や理論があるわけではないけれど、規則性があるように観測されるマーケットの経験則のようなものです。代表的なアノマリーに「1月効果」「夏枯れ相場」「曜日効果」などがあります。

アノマリーは必ず当てはまるわけでもなく、今後もずっと当てはまっていくとも限りませんので参考程度にとどめておくことが望ましいとされています。

ゴトー日仲値の円安も、必ずしも円安になるわけではなく、また今後ずっとゴトー日に企業の決済が集中するとも限りません。あくまでもその時のトレンドに準じてトレードを行うことが原則となりますのであまり仲値の円安という概念に縛られ過ぎないようにすることが肝心です。

また、ゴトー日が土日の場合、企業の決済日が金曜日と月曜日に分散されますので思うように円安に動かないことが多いので避けた方が良いでしょう。

そのほか、ゴトー日の仲値トレードを行う際は必ず損切りを置くこと、事前にトレンドと主要ニュースなど、ファンダメンタルズを確認すること、少しのpipsですぐに利食いし、深追いしないことが大切です。

 

なぜドル円は仲値直前に上昇しやすいのか

輸入企業の実需買い

仲値でドル円が円安に動きやすい理由は日本の輸入企業の「実需買い」にあります。

輸入企業は海外から商品を買い付ける際に日本円では購入できませんので、円をドルに両替してドルで送金を行うことになります。

そのドルは当然銀行にお願いして用意してもらうことになり、銀行が提示している仲値のレートでドルを確保することになります。

このように実際に何かを購入するためにドルを買うことを「実需のドル買い」と言います。

これに対して私たちがFXで行っているドル買いは「投機のドル買い」です。投機目的のドル買いはいつかはドルを円に買い戻さなくてはいけませんよね。

実需目的のドル買いでは買ったドルはモノと交換するので原則的に円を買い戻す必要はありません。

つまり実需目的のドル買いは、ドル買いのみの一方的な動きとなりやすく、決済日が集中しやすいゴトー日は円安圧力がかかりやすいといえます。

 

仲値を使用するのは輸出企業よりも輸入企業の方が多い

輸入企業は支払いのために円を売ってドルを買う必要がありますが、輸出企業は海外でモノを売って得たドルを日本円に変える必要がありますよね。

その際、輸出企業の場合は大口の円買い注文になることも多く、仲値を使用せずにインターバンクレート(各国の銀行間で取引をしている為替相場)を使ってドル売り・円買い注文をする傾向にあります。

輸入企業では仲値を使ってドル買いをする傾向にあり、輸出企業では仲値を使用しないでインターバンクレートを使って円買いをする傾向にあります。

この取引のやり方の違いによって、仲値を使用するのはドル買い需要のある輸入企業の方が多いことになり、仲値では円安に傾きやすいというワケです。

 

銀行による仲値前の為替取引

企業が仲値で取引を行う場合は、事前に企業側から取引を銀行にお願いしておくことが多く、銀行は朝9:00の営業開始から仲値決定の9:55まで顧客からのオーダーを受け付けます。

仲値で今日一日のレートが決定するまでに銀行としてはドルを買ってお客様に必要な分を確保しておく必要がありますが、当然安くドルを仕入れて高くお客様に売りたいわけです。

お客様に渡すドルは9:55のレートと決まっていますので9:55の時点でドルが高くなっていることが望ましいわけですね。

そこで、仲値までの時間に積極的な買いを入れていき、9:55を目指して相場を押し上げていく戦略を取ることがあります。

営業開始の9:00からは企業からの仲値取引のオーダーが集まりますので、オーダー数を考慮しながら戦略的にポジションを取って収益を得る動きをします。

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  • この記事を書いた人
マネフルFX編集部 斉藤

マネフルFX編集部 斉藤

専業トレーダー。月間最高利益2000万円。2007年にFXをスタート、CFD、日経225先物オプションなども取引する。一日に数回取引するデイトレードと長期のスイングトレードを得意とする。

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